原子力発電所の圧力隔壁の外観だ。
現在これがむき出しの状態と言うことだ。
大丈夫なのか?
圧力容器はこの様な構造で非常に頑丈に作ってある。
だからと言って暴走した原子炉が隔壁だけで止められるわけがない。
原子炉の内部模型。
ジェットポンプで冷却水を循環させる構造みたいだが、このポンプが停止してエマージェンシーポンプも動かなかったみたいだ。
圧力制御プールに海水を注入して原子炉全体を冷却するのが今回の作戦なのだろうか。
そうじゃなくて燃料棒が入っている原子炉中心部に直接海水を注入するのだろうか。
そうすると放射能は大丈夫なのか?
現在制御棒は燃料棒を遮蔽している。
燃料棒が高熱で溶ける事態がメトルダウンなのだろう。
現在制御棒は燃料棒を遮蔽しているようなので急激に最悪の事態になることはないのか?
早く冷却してメトルダウンの連鎖を止めないと原子炉が暴走するのか?
燃料棒が露出するほど水位が下がるのがどれほど異常事態かこの通常水位を見れば良く判る。
専門家ではないのでこれがどれほど深刻な事態かは私にはわからない。
だが、「感覚的には逃げた方がいいかも?」と感じる。
恐ろしい事態だ。
(追記) 0:30分に原子炉の災害レベルの発表があった、「レベル4」だそうだ。
現在原子炉内に注水を実行中で作業完了目標は1:00だそうだ。
そして注水しているのは原子炉中心部みたいだ。
(追記) 1:50分 原子力安全・保安院 会見
内部圧力:0.375MPa
内部水位計:燃料域B、-1750㎜ 燃料域A、ダウンスケール
※ダウンスケール:測定不能領域
内部に冷却水が確実に入っているか?
原子炉内部は単一なので燃料域A,Bは同じ場所の水位を計測しているのか。(燃料域A,Bのセンサーは冗長系なのか。)
だとすればどちらのセンサーが正確な情報を伝えているのか。(どちらにしても厳しい状況であるのではないか。)
内部圧力の0.375MPaは原子炉にとって想定範囲内の圧力なのだろうか。
内部温度は現在測定出来ているのか。
会見ではそこに触れていなかった。
所で私は寝ても大丈夫なのだろうか?
(追記)3/13日5:35分 福岡第一原発3号炉冷却機能の喪失。
1号炉はRCIC 3号炉は高圧注水系
3号炉の高圧注水系がトリップ 低圧系バッテリー無、作動できない状態 原子炉冷却系を完全喪失。
これからの作業は電源の復旧及び、給水車からの直接注水。
まだまだ安心できる事態ではないのは確かなようだ。
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