(CX5)
<アリソン CT63-M-5A>
遠心式ターボシャフトエンジン。
最大出力は317shpのヘリコプター用エンジンだ。
乾燥重量で61.7Kgと軽くそして小型だ。
このエンジン純粋に遠心式ではなくて、軸流式6段+遠心式1段のハイブリッドエンジンでもある。
純粋な遠心式エンジンは効率が悪いので現在は製造されていないだろうなあ。
陸上自衛隊のヒューズ OH-6J に搭載されたエンジンだ。
<ライカミング T53-L-11-A>
これも遠心式ターボシャフト/ターボプロップエンジンだ。
エンジン型式から判るように純粋に排気流を推力に利用するエンジンではなく軸出力を主とするエンジンだ。
ターボプロップエンジンとしてよりターボシャフトエンジンとして使われる事が多かったみたいだ。
なので主にヘリコプター用だ。
乾燥重量が225㎏、離陸出力は1100shpのエンジン。
あとスペックで出力/重量比って言うのがあって車で言うパワーウエイトレシオってやつ、飛行機に搭載する訳だから重要だよね。
ジェットエンジンは高温と高振動に晒される過酷な環境で運用されるエンジンだ。
それでいて壊れない高い信頼性が必要だ。
ボルト類は振動で緩まないようにワイヤーで固定される。
これらの部品はMILスペックなどの米国の厳しい品質規格に合格しないと使用できないんだ。
このエンジンはベル UH-1B に搭載されているエンジンだ。
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