2012年7月10日火曜日

もっと来ればよいと

(CX5)

坂を上りきってどうするか思案中。

まあ結局右も左も行くのだけどね。

そしてこの写真を見て思うのは「機能的」とか「簡潔」とか「合理的」って素晴らしいと。

だけど「混沌」はロマンだなって。




だって明らかに下の方から朽ちて行っているんだよ。

なのに廃墟じゃない。

だけど一部は廃墟の様な。


昔読んだSF小説で、人類が巨大な構造物内で自己完結的今日住空間を建造して長い年月外に出ずに暮らしているってのを思い出した。

その建造物も下の方から腐って行っているんだよね。

作者はレイ・ブラッドベリだったけかなあ?




私の見方が斜め下なので恐縮だが、温泉街自体は経営努力は怠ってない。

これもその一つ、町全体での統一コンセプトだ。

いいよね日本的で情緒があって。


スケート場とをつなぐ駅だ。

凄く綺麗な建物。


映画のワンシーンで座頭市が的当てをするシーンを思い出した。


当然目の見えない座頭市に的は見えない。


しかも的は左右に振り子だ。


座頭市は振り子のタイミングを体をたたく事で教えてもらい見事中心を射抜く。


単純に凄いと感嘆したものだ。


それとは別に私はスマートボールを遊戯する夢をよく見る。


大丸か高島屋の屋上の遊技場で子供のころにやった記憶がある。


だが夢の中では煤けた遊技場で白いガラス球を弾いている。


そして入賞口に白いガラス球が入るとガラガラと遊技台のガラスの上を白いガラス球が何個も転がってくる。


白い球の動きは緩慢で釘に翻弄される様が面白い。


そんな白いガラス球の動きを夢中で追い続ける私。


そんな夢をみる。

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