(CX5)
髭櫛山から尾根筋を通って暫く下山する。
相変わらず霧にむせぶ山中で迷いそうだ。
実際何度かルートを見失う。
湖岸道路まで下る。
少し霧が晴れて水墨画のごとき景色が前眼に広がる。
さて、ここからは登ったことのない山なので手さぐりで探さねば。
見つけましたよ、登山口。
掃部ヶ岳と硯岩の。
掃部ヶ岳は榛名山の最高峰なので登山道も整備されている。
植林された杉林の中の登山道を上る。
実はリサーチが不十分でこの日は距離的にファジーな状態。
掃部ヶ岳が最高峰だって知らなかったしね。
そして掃部ヶ岳に躊躇なく向かう。
掃部ヶ岳に向かうルートにはいくつかのビューポイントがあるみたいだ。
みたいってのは、ほとんど見えないかったから分からないってこと。
ということでこの岩の上に登ってみる。
湖面が見えた!
ボートが出ている。
束の間の展望。
先ほどの登山口があった場所を眺める事ができた。
登山口は手前の水色のホテル横だ。
山頂まで続く丸太の階段なのだが、これが階段と言う罰ゲーム。
なにしろ歩きにくい。
平たい所がないので、丸太の上に乗りながら歩いていく感じなのだ。
そしてこれが延々と続く。
じゃあ丸太の上に乗らずその間に足を落とせばいいじゃないかと言われそうだが、これがそれほど広くはない。
そしてなんとか山頂に辿り着く。
ここが榛名山の最高峰掃部ヶ岳だ。
こんな天気なのでどこに登っても同じなんですけどね。
それに雨脚が強くなってきて厳しい状況なのである。
雨脚が強くて厳しいとか言っているけど、それほど悲観的心境ではない。
「逆境こそ人生のスパイス」とか思えば何のことはない話なのである。
まあ、今の所死ぬほどやばい状況にはなっていないしね。
死ぬほど危険な状態と言うか限界を超えそうな状態は嫌いじゃない。
そんな話は置いておいて、杏ヶ岳へと向う。
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