霧積方面の道はとんでもない急斜面だ。
しかしそんな道に轍が付いている。
これ絶対に趣味で登っているだろ。
ここなんてありえない溝になっている。
50~60cmはある深さだ。
急斜面だしどうやったらここを走破できるのか想像できない。
残る轍から下りで使ったのかもしれない。
登りならもっとスリップした跡が残るのではないだろうか。
そして車種はジムニー一択だろう。
トレッドとタイヤ幅と走破性での推測だ。
私も昔サファリに乗っていた。
重たいでかい四駆はこういう道には不向きだ。
さてここは迷った。
右か左か。
右にする。
理由は道の締まり具合と轍の付き方かな。
古い道の方がなじんでいるだろう。
轍が左に多く曲がっている、作業中かな。
するとまた急坂になる。
こちらから登るのはかなりきついなあと。
そしてついに下の道が見えてくる。
そう峠越えに成功したのだ。
正直峠を越えることが出来ないと山の中で暗くなる所だった。
別に夜の山の中を一人で歩くのは苦にならない。
別段特別な事では無いからだ。
しかし引き返すとか肉体的、精神的には堪えるよ。
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