(CX5)
次の日の夜、残りのカマンベールチーズで土蔵を建てる準備にとりかった。
どうせ建てるなら見晴らしのよい奥富さんの土地に建てることにした。
すると奥富さんがぷんすかと怒りながら「わしの土地に無断で何を建てる気じゃあ!」と怒鳴り込んできた。
そこで私は懇切丁寧に土蔵を建てる旨を説明するのがめんどくさかったので
ちょっと深い穴を掘って、奥富さんを埋めてみた。
そしてその上に柿の木を植樹した。
うん、8年後にはたわわに奥富さんが実る事だろう。
ひと段落したので私は遠くを見つめため息をついた。
「ふう」
するとまた奥富さんがやってきた。
ぷんすかしている奥富さんを素早く埋める。
奥富さんはなかなかやまず都合28回の穴掘りと植樹を繰り返す事になった。
「うふふ、八年後が楽しみだ。」
「あ、しまったあーーー」
奥富さんを埋めるのに夢中でカマンベールチーズを奥富さんに盗まれてしまったのだ。
これでは土蔵が建造できないではないか!
そして私はボタンを押した。
私にはそれしか選択肢が浮かばなかったのだ。
ぼかーーーーん 私の体内に埋め込まれた爆弾が爆発した。
そして私は跡形もなく吹き飛んだ。
跡形もなく吹き飛んでしまった私はしょうがないので家に帰ることにした。
だってお腹が減ってきたんだもの。
------------終わり-----------------
うーん、いい話だ。
感動で涙がちょちょぎれるw(ウソ)
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