(CX5)
さて、本格的にぶどう峠ルートに入った訳だが、今の所斜度はそれほどきつくない。
きつくないとはいえ距離がある分確実に体力をそがれる。
それにしてもセミの鳴き声が激しい。
深山の様相だ。
残念ながら八時に私の足が終わってしまう。
どうやらこの先は根性しか残っていない。
辺りは完全に深山、原生林の看板もかかるぐらい人の手が入っていない場所だ。
それにしても足が終わっている。
きつい。
回せない。
おお!
分る、判るぞ!
このこの感じはそろそろ峠が近い感じだ。
一応標高は調べた。
大体1400mだと思う。
しかし、先ほどから1400mは超えているけど道はまだまだ先へ先へと続いている。
「押して歩きたい」などと弱音も少々顔を出す。
しかしここで挫けたら後々後悔するのは目に見えている。
なので、とにかく降りないでクランクを回し続ける。
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