(CX5)
さて軽井沢を目指すには最初の難関、完全に凍結した坂道を登らなければ山道へはたどり着けない。
なんとか最初の10mほどは我慢して歩いてみる。
しかし斜度が変った時点でもう無理。
こけた時点で一番下まで直行決定、痛い目に遭う寸法だ。
そこで道は諦めて林の中を歩く。
軽井沢に向かって歩くには北斜面を下る事になる。
それは今まで山にさえぎられていた北風を受けることになる訳で結構寒い。
気温は-4℃でこの日一番寒い状況だった。
それでも今年登った冬山と比較すると暖かい。
まあ暖かいとは言わないまでもあまり寒いとは感じない。
軽井沢までも山道は誰も歩いた跡が無く、非常に判別しづらい。
一度間違えて行き止まりになってしまった。
何度も歩いている道なので多少間違えても何とかできる自信はある。
まあ途中まではこの県道の上を通っているのだが。
この吊り橋が見える頃には辺りに別荘も建ちはじめて軽井沢らしい風景になってくる。
別荘も冬に訪れる人はあまりいないらしく、玄関口までの足跡が付いているのみで轍の跡のない別荘ばかりだ。
ちなみに足跡は警備会社の巡回だと思われる。
つづく
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