(CX5)
危険な尾根筋コースを抜けて、やっぱり危険な方斜面横断コースに出る。
下はやっぱり硬くてツルツルなんだ。
そして森林限界は超えているから木一本生えていない斜面が数百メーター続いている。
落ちたら死ぬのでとても慎重に登る。
南側の斜面から北側が見える尾根筋に出るとこんな感じで樹氷が付いている。
樹氷は氷点下に以下になった水分を含んだ空気が障害物にぶつかることによって凍る現象だ。
蔵王のモンスターが有名だけど、別の場所でも見られる。
この氷点下より下がった水の事を「過冷却水」って言う。
赤岳の標識にも樹氷が付いている。
もうすぐ山頂だ。
ここまで来ると他の山々も見えてくる。
登っている途中は見えないんだよね。
しかしあと少しで山頂という所で、危険が危ないので登頂をリタイヤする。(装備的に無理だった)
リタイヤしたのは私だけで他のメンバーは荷物を置いて登頂したのだが。
やっぱり、12本爪アイゼンとピッケルがないと厳しい山だ。
行くも勇気、戻るも勇気だと私は思っている。
今回無理して登らなくても来年があるからね。
これは滑落したら死んでしまうコースで撮った写真。
気温的には確か-2℃ほどでそれほど寒くはなかった。
これは、ソニーのDSC-HX5Vで撮影した赤岳山頂からのパノラマ写真。
他のメンバーからの頂き物です。
DSC-HX7Vで撮影した山頂の標識。
2889mって書いてあります。
私は2800mの所で引き返しました。
EOS 5D MaukⅡで撮影した赤岳山頂からの富士山。
さすがフルサイズのデジイチ素晴らしいですなw
微妙な諧調が撮れてる、ちょっと前コンデジでは撮れないとか言ってたやつ。
しかしながらあの重いデジイチを持っての登頂ご苦労様です。
考えてみると今年の冬は4回登頂を断念している。
で、すごく悔しいかと言うとそうでもない。
そのつど思うことは、「また次があるさ」。
登頂にかける執念とかあまりない。
そういう意味では登山にあまり向いていないのかも。
体力は絞りつくしたいと思っている。
なので自転車の方が体力に合して距離を変えたり、高度を取ったりできるのでいいかなあ。
あと、山は「ミス=死」て、シチュエーションが多すぎると思う。
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