2013年4月9日火曜日

3/26 足尾 昔は沢山人がいた

(CX5)

渡良瀬川はとんでもない透明度だ。

この川はその昔鉱毒で魚も住めなかったらしい。

川底が見えているけど数メーター下だ。


対岸に小学校が見えた。

これは行くしかないでしょ。

廃線も見ることが出来るしね。



大きな小学校だ。

こんなにたくさん子供が住んでいたんですね。(住んでないよw)

随分前に廃校になったのかなあ。


プールはぼろぼろで時の経過を感じさせる。



そんな小学校から少し走ると見えてくるのがこの集落。

1887年に作られた社宅で福長屋と呼ばれた。

最大で83世帯が住んでいたみたいだけど閉山とともに人がいなくなっていた。

そんな社宅には今でも人が住んでいる。


福長屋の入居者はこの製錬所に働いていた人も多数いただろう。

この製錬所の手前を左に行くと江戸時代に開坑した本山口がある。


福長屋へ通鶴橋を渡り対岸へ渡ると何やら動くものが。

なんとニホンカモシカだ。

今年は二回目のご対面だ。

前回は埼玉の山奥で、しかし写真は撮れなかった。

足尾は野生動物的にはサルだらけって印象だな。


対岸から製錬所が見える。

道もあるし行けるかどうか行ってみる。



途中崩壊した建物が。

建物の中には商店街やお祭りで使う飾り付けが残っている。

昔の繁栄が偲ばれる。


渓谷は美しいが、辺りの山々はことごとく禿山なんだ。

少々寒々しい風景でもある。

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