(CX5)
通洞駅はわたらせ渓谷鉄道の駅。
わたらせ渓谷鉄道は昔足尾鉄道と呼ばれていた。
足尾鉄道は大正元年開通だそうだ。
大正元年は1912年なので101年前にこの駅もできた。
通洞は鉱山用語なんだそうだ。
この駅の周辺が現在の足尾町で一番栄えている場所だと思われる。
栄えていると言っても、廃坑になってから衰退の一途をたどっている訳だから押して知るべしだ。
足尾駅は物流の中心として栄えた。
物流の中心となっただけあって構内はそこそこ広い。
だけど当時の面影はあまり残ってないかな?
更に線路に沿って走る。
目標は終点の駅だ。
ここで渡良瀬川を渡って対岸へ。
その対岸は岩山の備前楯山。
鉱道はこの山の中を走っている。
山の中腹には謎の配管が走っている。
そしてこの駅で終点。
わたらせ渓谷鉄道の終点駅である。
ニホンカモシカの見える駅だそうだ。
99年前に開設された駅で、足尾銅山工作科の輸送駅としての役割と足尾北部の玄関口として利用された。
この先に集落跡が多数残っている。
これが足尾銅山工作科(現古川キャスティック)だ。
まだ会社がこの地に存続していることに驚きを覚える。
だって廃坑なのに。
ホームから見ると終点が見える。
当然ですな。
しかしこの先も貨物線として昔は使用されていた。
廃線は道路を横切ってまた渡良瀬川を渡り対岸へ続く。
ここは片方レールが無くなっている。
それにしても廃線らしい雰囲気だ。
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