2016年10月29日土曜日

10/15 裏妙義を縦走 書き方を変えてみる


三方堺へ向かいすぐさむ振り返る。

少々左から突き出た小枝がうるさくもあるがこちら側が丁須の頭のベストビューポイントであろう。


さて、三方堺へと向かうこの山道、思いのほか等とごまかせないほどに厳しい。

さらには横川から尾根伝いの山道を歩んできた身としてはいささか重荷でもある。


さらにさらに、道を見失ってしまうのである。

何方に向かっても切り立った奈落なのだ。

「えーいままよ」と手がかりを持って尾根へとよじ登ってみる。

しかしそこに広がる景観は軟弱な登山者を正面から拒否する景観が只々あるばかりだ。


僥倖。

後続の登山者が訪れる。

そこで私は今までの経緯を含めてこの先の登山道について尋ねる。

いや、私も視覚的には認識していたのだが、感覚的には否定していた。

そんなルートを開いてくれた。

私は下に向かって回り込むという認識が欠如していたのだ。

ここは肉体的に少くなからずな疲労と精神的なダメージを植え付けた。


フワフワした感覚が残るし、それに不安があるある。

それでも消化しなければこの登山は終了しない訳である。

更に言えば戻るなら先に進むべきではある。

とにかくどれが赤岩かは不明だが一つの区切りである。


しかし個人の思惑など妙義山に関係ない。

次から次へと鎖場は 続くのであった。

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