2013年9月30日月曜日

9/14 オフシーズンなのでトイレもない

(CX5)

富士スバルラインと、須走口からのルートに到着。

こっち側が登山道としてはメインだろうか。


山頂の山小屋はことごとく閉鎖されているけど規模が大きい。

それにしてもこの厳重な冬支度はどれだけ強風が吹きすさぶのかうかがい知れるな。


夏山シーズンが終わっても続々と登山者が続く。

シーズンが終わると、トイレも開いてないからね。

女性には少々厳しいかも。


マチピチュを連想しちゃうよね。

ここで昼食にして休憩。

山頂の紫外線は殺人光線の様。

顔が痛い。

色眼鏡を掛けていても目が痛い。


お鉢めぐりも、もうすぐ終り。

ここまで歩いて富士山登ったって感じかな。

2013年9月29日日曜日

9/14 残雪を発見

(CX5)

遠くに見える山脈。

このに引見えたのはこの二峯だけだったなあ。

後は雲ばっかり。


富士山を山頂から見下ろすとこんな感じ。

登山道以外はとても険しく、そして脆い。


こんな所を登ろうとしたら、自殺行為だな。


実際登山道を少し外れた所を歩いていた登山者が一抱えもある溶岩を落としていた。

富士山で登山道を外れる行為は自殺行為及び殺人行為だ。

いや冗談じゃなく。


火口に残る残雪を確認。

万年雪だね。


これは計測器。

さっき大きな建物の跡が残っていた。

測候所に残る人の宿舎跡じゃないかなあと。

グーグルアースで見ると建物がまだ建っている。


溶岩は地球の奥深くから湧き上がってくる。

地球のコアって金属なんだ。

重いからね。

重いって事は金も多量に含まれているのかなあ。

2013年9月28日土曜日

9/14 3776m

(CX5)

山頂の山小屋の裏手に回るとそこは富士山火口だ。

天気も良いしまだ時間もたっぷりある。

これはお鉢めぐり日和ですね。


それにしてもこの火口恐ろしくデカい。

写真ではスケールを表現しづらいけど、底まで数百メーターはある。

さすが日本一の山だね。


流石にこの高度まで来ると雲海が遥か下に見える。


さて、富士測候所に向かってお鉢めぐり開始。

この測候所が富士山の最高地点になる。

この道はガレていてずるずるで滑る。


この測候所に昔はレーダードームが乗っかっていた。

現在は分解されてしまったが、土台の建物は残っている。


こういう設備も厳冬期は真っ白に凍り付くのだろうなあ。


真冬の山頂は-15度~-22度位。

そして風速20~30m

風速1mで体感温度は-1度。

するとワーストケースで体感温度は-52度ってとこか。


ここが日本最高地点だ。



GPSはこれだけど富士山は3775.6m

3mは誤差だね。


これから左回りで富士火口を一周する。

2013年9月27日金曜日

9/14 工事中

(CX5)

頂上に近づいて来ると極端に色が違う所が出てくる。

特にこの溶岩色な酸化鉄色が印象的だ。



登山道は脆く崩れやすいので、安全のためこのような防護壁が設けられている。

あと少しで山頂な訳だが、心臓がバクバクしだすと苦しくて登れない。

足は元気なのだけれど息が続かない。


なので10mほど登っては息を整える、また登る。

こんな感じでちまちま登る。

空気が薄いってこういう事なんだね。

頭もくらくらするし。



そしてついに山頂の山小屋へと到着したあ!

苦しい戦いだったw


な、なんと山頂では工事中w

そこには走って登って行った白長靴の兄ちゃんがw

慣れって凄いななあ。

2013年9月26日木曜日

9/14 高山病がヒットww

(CX5)

先ほどの診療所を出発して、どうやら急激に高山病が深刻になっていく。

この時点では足取りはそれほど不確かにはなっていない。


しかしここまで来ると確実に実感できる。

本当に空気が薄いのだ。

いくら空気を吸い込んでも酸素が足りない。


じっとして呼吸を整えればなんとかなる。

そんな中で朝食を食べる。

これほど空気の薄さを実感したことは無かった。


朝食を終え、また登り始める。

すると、どうだろうw

高山病が深刻なほど悪化w

他のメンバーは先行く。

私は溶岩にへたり込む。

気持ち悪くて吐きそうだ。

しかし暫く休むと吐き気も収まってくる。

流石富士山w

苦しめてくれるw

ここまで来る途中にも高山病にかかった人たちが多数いたけど、自分がかかるとはwww


だましだまし登って胸突山荘3555mまで来る。

ここまで来るとだいぶと慣れてくる。

馴れては来るが空気が薄くて苦しいのには変わりない。

そして気持ち悪いのは無くなる。

しかし、しかし他のメンバーより足取りが重いのは相変わらずだ。

2013年9月25日水曜日

9/14 足元ばかり見てたら損だよ

(CX5)

遥か眼下に広がる雲海。

今日はどうやらこんな風景続くらしい。

台風も迫ってきているし、基本天気は下り坂だ。



風の通り道を雲が筋状にたなびく。

遠くに海が見えている。

富士山は足元を見て登れば単調な風景が続く。

延々と一日同じような風景。

違うのは山小屋ぐらいか。



だが、単独峰である富士山はどこからでも見えると言っていいほど見える範囲が広い。

つまりは富士山から見ると、大パノラマが広がる。

雲海の隙間を覗いてあーだこうだと調べるのも面白い。

雲が無ければもっと捗る。

だけど雲海も捨てたもんじゃない。


オフシーズンなのに登山者は多い。

シーズン中の芋洗いは無いけどね。


随分とここに滞在した。

そろそろ出発しますか。

2013年9月24日火曜日

9/14 診療所やってないけど


(CX5)

ついに太陽が昇る。

御来光だ。

頂上ではないのだけれどね。


七合目がすぐ下に見える。

実は2800mを越えたころから頭がふらふらしてきた。

この症状は大体2000mを越えると多かれ少なかれ体験する。

つまりは高山病の初期症状。


はるか上に八合目の山小屋が見える。

今回は前回浅間を登ったメンバーでの富士登山。

登山経験の浅い人もいるが、体力的には問題のないメンバーだ。


少々高山病で頭がくらくらするけど約3200mの富士山診療所に到着。

見通しが良いので他のメンバーより先に上がっても安心。

体力的には全く問題が無い。


2013年9月23日月曜日

9/14 七合目


暗い山道をヘッドライトの明かりを頼りに登る。


するとご来光山荘へと到着だ。

営業は終わっているけどね。

この季節の富士登山で何が困るのかと言うとやっぱりトイレが無い事かな。

女性には辛いかも。

それでも女性も多かった。


次第に空が白み始める。

今日の日の出は五時二十分頃だ。

雲が多いので御来光はどうだろうか。


この時間の空は美しい。

雲海の上なのでまた格別だ。


シルエット頂きました。

このシルエットのメンバーは軽装、ここまでで下山していた。

富士山には色々な人が登っている。

ここは七合目、山口山荘 3025mだ。



さすがに光量が多くなってきたので景色に色がついてきた。

だけどまだ厳しいなあ。

光量が少ないのでぶれるぶれるw

2013年9月22日日曜日

9/14 六合目

(CX5)

当然のごとく辺りは真っ暗。

しかし三時じゃご来光には遅すぎる。

なので焦らずゆっくりと登る。



先ほど出発した御殿場の夜景がきれいだ。

こちら側だと御殿場と富士宮の夜景が見れる。


ほどなく六合目に到着。

じつは九月十四日、すでに夏山登山は終わっている。

山小屋もここしかやっていない。(ルート的にね)


山頂への登山道もこの通り閉ざされている。

しかし夏山シーズンが終了しただけで、富士登山は禁止されている訳じゃない。

あくまでも自己責任なので登山計画書の提出は忘れずにね。