2012年1月21日土曜日

ロールスロイスって航空機のエンジンを作っているって知っている人は少数派か?

(CX5)

バートルの操縦席。

ヘリコプターは操縦が難しい。

飛行機は操縦桿を離せば直進するが、ヘリコプターは落ちると言われている。

なにせ、メインローターの傾き、ピッチ、回転数、及びテイルローターの回転数とか全て同時にコントロールしているし絶対的安定状態がないからね。



そして翼という揚力発生装置がないヘリコプターは燃料をバカみたいに食う。

そしてうるさい。

この機体は防音材がふんだんに使われているので割と静かだと思われるが、防音材がない機体だとヘッドセットがないと会話が成立しないんだ。

人命救助で人を釣り上げる時ホバリングして、カーゴルームの扉を開けたりするけど、ああいう時にヘッドセットが少しでも浮いてたりすると下に降りてもしばらく難聴状態で何も聞こえない。

ジェット燃料とかの匂いもくさいし。

<ロールスロイス RB.53 ダート Mk.543-10>

遠心式ターボプロップエンジンだ。

乾燥重量624.6㎏、離陸出力3060eshp/15000rpm のエンジンだ。

ターボプロップエンジンはエンジン排気も出力として合算するのでeshp(等価軸馬力)になるんだ、色々とややこしいよね。

このエンジンは戦後初めての国産旅客機 YS-11 に搭載されたエンジンだ。

今は2世代目国産旅客機のMRJの開発が佳境にはいってきている。



高級車のイメージが強いロールスロイスだが、航空機エンジンのメーカーでもあるんだ。


他にも最近倒産したサーブとかも元々航空機を作っていたメーカーだ。


日本では中島飛行機を前身とするスバルもそうだ。


スバルの水平対向エンジンなんて飛行機用のエンジンの設計が元になっている。


所でこのエンジンは遠心機なので軸流式のようなストレートな構造を採れない。


だから燃焼室がこんなにひねくれている訳だ。


これでは排気速度を効率よく利用できない訳で軸流式にとってかわられた理由が判る。


後付けなんだけど遠心式って言うのは車についているターボと構造が良く似ている方式で、軸流式って言うのは扇風機の羽根がすごくいっぱい並んでいる感じかな。


適当な説明だなあw



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