2015年4月21日火曜日

3/28 すごい積雪


色々と検討した結果、今日は谷川岳に来ている。

来たかった積雪時の谷川岳に来たんだ。

まずは車を駐車場に停める。

だけど朝早いから谷川岳ステーションは開業していない。

だけどトイレと更衣室は開いているよ。
しかも暖房が入っていて快適だ。


エレベーターが使えないので外側から回り込む。


所で今日の天気は最高なんだ。

だからこそここに来たんだけどね。

現在の高度は750mほどだ。

ここから2000mほどの山頂へと目指す。

標高差は約1250mだ。

わりとハードな標高差なんだな。


さて、ここで登山届を提出する。

谷川岳は登山者が多いし遭難者も多い。

だから登山届は半券があって戻ってきたら半券を提出する。

これで遭難者が一目瞭然だ。


そしてここが今回挑戦する西黒尾根登山口になる。

冬季は直登コースになる。

まあ登山道なんて数メーター下に埋まっていて分らないからね。

ちなみにロープウエイは8時から動き出す。


いきなりの急登で心臓がバクバクして足に力が入らない。

準備運動せずに全力疾走している気分だ。

なんだけどテンションはマックスだ。


しばらく登るとテントを設営した跡があった。

こうやって雪が多いとどんな斜面でもフラットなベースが作れるよね。

そして風が嫌だったら深く掘ればいい。

スコップは必要だが。


山頂が見えてくるが、まだまだ先だ。

流石の豪雪地帯雪庇がすごい。


まあ今日は使いたくないけど輪かんも用意している。

それからトレッキングポールとアイゼンとピッケルね。

このコースはこの先かなり厳しくなるはずだからね。


ついに雪面がカリカリになって来ましたよ。

こうなるとアイゼンが無いと軽く死ねる。

まあアイゼンなしで来る人はいないルートだけどね。

アイゼンは10本より12本爪推奨のルートだ。

12本は前爪の長さが長いんだ。
靴より先に爪が出るのが12本だ。

そうすると蹴りこむことが出来るから急斜面でとても有利だ。


これ雪の色が違うでしょ。

なんか汚い色の所は溶けて凍った所なんだ。

そして白い所は融けてない柔らかい雪だ。

どうして差があるのかは判らないが。


そろそろ森林限界を抜ける。

この先は岩場の痩せ尾根の筈だ。

スキー担いで登るってタフだよね。

だって西黒尾根だよ。

きついけど楽しいなあ。

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