2011年1月16日日曜日

デゴイチ

(CX1)
この車両を見ると小学生のころを思い出す。
その頃国鉄の駅裏に住んでいて、走っているのは蒸気機関車かディーゼル車だった。


蒸気機関車は黒煙がすごくて夏は窓を開けていると家の中まで煙が入ってくるのでたまったものではない。
それに洗濯物がすすけるんだ。(別の話だけど洗濯機の脱水ローラーでバッタをプレスしたのは私だ、母よすまん。)

だけど石炭の匂いは独特の匂いで嫌いじゃなかった。
もう忘れちゃったけど今嗅いでも何の匂いか当てる自信はある。


その頃、鉄道についているトイレは垂れ流しで便器の穴から下が見えた。
だから走っているときしか便所を使うなって注意書きあった。

おおらかな時代だった。


じきに機関車は消えてなくなってディーゼル車のみになってしまった。

電車と比べると昔の車両は加速が鈍い。
ディーゼル車は最初にがーってエンジンが唸ってからゆっくりと動き出す。


機関車を見ると駅の裏に住んでいたことを思い出す。

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